山崎豊子　「運命の人」読みきりましたー

久しぶりに大作を読み終え　満足感で胸がいっぱいです。

沖縄返還１年前に起きた「外務省機密漏洩事件裁判」を扱った小説

読者にとってはかなり難解で集中力を必要とする本でした

第１巻の途中で投げだそうかと思った程ですが、２巻３巻と読むうちに

どんどん引き込まれ・・・４巻の舞台は沖縄で

第２次大戦の悲惨な事実から「少女事件」「沖大へり墜落事件」等

よくここまで調べあげたなあと感嘆の連続！

国・新聞マスコミ・社会が一体となった事件を経糸に主人公夫婦の葛藤と絆を

横糸に織り上げた　胸を打つ感動の小説でした。


感動といえば　先日ミニ映画上映会があり観てきました

「１０７＋１　天国はつくるもの」

とても良いドキュメンタリー映画で、幸せな気持ちになりました。

自然分娩に取り組む産院
カンボジアで孤児院を営む夫婦
「ガン」を乗り越えモンゴル植林やホノルルマラソンにトライする人等

登場する人は等身大で生きている普通の人々

映画のメッセージは「この１０年で環境破壊を食い止めないと取り返しのつかない事態になるよ」


このメッセージは昨年亡くなったマイケルＪも「THIS IS IT]の中で投げかけていましたよね

「４年でアマゾンの森林伐採を止めさせよう」優しい声で　力強く言った彼の言葉が耳から離れません　

彼の英ツアーが実現していれば「環境問題」の大きなうねりが始まったのでは？


「ＬＯＶＥ＆ＰＥＡＣＥ」を唱えていたジョン・レノンの死とマイケルＪの死が重なって見えるのは

私だけでしょうか？



曇天の中　「やまねこマラソン」のランナーが走っています

雨に当たらず良かったですね。

machiko