明日で震災１年ですね・・・

ぼーとNHK見ていたら歌謡ショウで復興支援？
それは、それで良いけれど・・・何だかねえ～
昨日ある作家さんが今回の震災は「言葉にできない」と言ってました
確かに・・・言葉のプロである作家ですら文字にできない災害を私たち凡人はなんと形容して良いのやら・・・

神戸の震災の時と明らかに違うのが「原発」
私は母と息子とたまたま東京にいて地震に遭遇したのですが
地震で酔ったのは生まれて初めての経験でした！
震源から遠い東京ですら恐ろしかったのですから、東北の方の恐怖は・・・大変な事でしょう

震災後沖縄に移住された福島の方からお話を聞く機会があったのですが
震災直後購買価格的に高めの犬と猫がいなくなったそうです
いわゆる「火事場の泥棒」
１階に物盗りが来ているのがわかって、息を殺して立ち去るのを待つ人々・・・
日赤から配給されたのはすべて電化製品だそうです、電気のせいで生まれ育った場所に住めなくなったのにもらったのは大き過ぎる冷蔵庫・・・なんだか聞いてるこちらまで悲しくなりました

テレビでも避難警報が出ても逃げれず餓死した人々の存在を取り上げていましたね・・・

「除染」と言っても無理でしょう。業者が儲かるだけで「移染」しかないのですから放射能は！

息子はいまだに東京住まい
出張と聞くと「ほっ」とする母心です
福島原発の地下汚染はすさまじいらしく東京まで３０年で広がってくるそうです
気にしていたら生きていけない
確かに！

しかし
これだけの事が起きたのになぜ原発全面停止の声が出ないのでしょう？
何事も無かったかのように・・・
この国は歩み出していくのですか？

MACHIKO